おしゃれのピアノ⑧ マフラー
ようやく冬の足音が聞こえてきました。
otohana の二人 は、冬も大好き!!
ワクワクしながら冬支度を進めています。
ということで、今回はお久しぶりの大好評シリーズ
おしゃれのピアノ
" お洋服やメイクを選ぶように、ピアノ曲を選べたら... "
そんなコンセプトのもと、ドレスコードに合った曲(主に二人で弾くピアノデュオの曲)を otohana の二人がセレクトします。
第8回目のドレスコードは …
「マフラー」
冬に欠かせないおしゃれアイテムの一つであるマフラー。
同じコートを着ていても、マフラーを変えるだけでカジュアルにもエレガントにも仕上がります!!
otohana の二人も、もちろん支度済みです。
それでは、スタート!
Sayaka セレクト
J.Ono / 小野順二
YUKIMAI / 雪舞
曲探しをしていた時に出会った一曲。
マフラーといえば冬!冬といえば雪!!
南国生まれ、南国育ちにとって、一面の銀世界は本当に憧れです。
マフラーをぐるぐる巻きにして、前が見えないくらいの雪の降る世界を歩いてみたい ...
Mika セレクト
J.S.バッハ(マイラ・ヘス編) / J.S.Bach (Arr.Myra Hess)
主よ人の望みの喜びよ / Jesu, Joy of Man's Desiring
マフラーといえば冬!冬といえばバッハ!!
何度も繰り返し巡り重なっていく音楽は、くるくる長く巻くマフラーのようです。
クリスマスにもよく流れるとても有名なこの曲は、『心と口と行いと生活で』という、J.S.バッハが1723年に主の母マリア訪問の祝日のために作曲したとされる教会カンタータの終曲、第10曲のコラールです。
二台ピアノ向けに編曲したのは、マイラ・ヘス。イギリスの女性のピアニストです。
従姉のアイリーン・シャラーとのピアノ・デュオでも活躍されたそう!
otohana セレクト
L.Anderson=Mika / ルロイ・アンダーソン(Mika編)
Sleigh Ride / そりすべり
マフラーといえば冬!冬といえば外遊び!!
冬の外遊びにマフラーは欠かせません。
平成最後の冬、寒さに負けずに元気に遊びたい!!
冬になると必ずどこからか流れてくる名曲を、Mika が採譜・編曲しました。
太陽に反射してキラキラと光る雪の上を軽快に進んで行く「そり」。
どんどんスピードが上がり、最後は一回転!!!
ハラハラドキドキワクワクの楽しいアレンジとなっています!!
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ピアノの毎日 in 秋
お久しぶりです。『はにほ』のオリジナルキャラ
ピアノ です。
はじめましての方は、こちらをどうぞ▽
すっかり秋も深まり、気がつくと2018年も残り2ヶ月を切りました!
「ピアノ」は、平成最後の秋を絶賛大満喫中!
秋の「ピアノ」の日常、ちょこっとのぞいてみましょう。
食欲の秋 …
秋の味覚と共に。
秋の夜長に星空を楽しんだり …
BGMは秋にぴったりのこの曲♪
蘇州夜曲
作曲:服部 良一
採譜・編曲:Mika (otohana)
芸術の秋 …
大作を描いているところです。
読書の秋 …
読んでいるのはこちら▽
実は、遠足にも …
しっかり行きましたよー。
ハロウィンも …
西郷どんになりました。
そして、早々とクリスマス気分!!
クリスマスソング聴き始めてます。
最近のお気に入りクリスマスソングはこちら♪
The Christmas Song
作曲:M.Torme & R.Wells
採譜・編曲:Mika (otohana)
こんなかんじで「ピアノ」は毎日楽しく暮らしてます。
「ピアノ」の日常をもっとのぞいてみたい方はぜひこちらも!!▽
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otohana ハロウィン 2018
今週は世の中が ハロウィン で盛り上がっていました!!
▽吉祥寺は猫まみれハロウィン。
実は otohana も、毎年ハロウィンを楽しんでいます。
そして、2018年 …youtu.be
otohana に一体何が!?
前に回って見てみるとその謎は解けるのでした。
普通に演奏をしているかと思いきや …
西郷どん...が二人!?
一体どういうこと?!
事の起こりは、西郷どんがハロウィンパーティーの招待状をもらったことでした。
「こいは嬉しかー!(これは嬉しい)」
参加の意を表明するため電話をする西郷どん。
「あいがとさげもす。おいは行くでごわす。(ありがとうございます。私は行きます)」
決まりました。
この曲が手土産です。
サン=サーンス作曲「死の舞踏」
さて、パーティーへ向け力をつけます。
今回の力めしは、ロケ弁でおなじみ 津多屋 の のり弁。
「わっぜ うまかー!!(すごくおいしい)」
「きばっど!!(頑張るぞ)」
力をつけた西郷どん、白熱の演奏。
演奏を無事に終え、お茶を飲む西郷どん。
「だれもした。じゃっどん まこち よか ハロウィン じゃした。(疲れました。でも、本当に良いハロウィンでした)」
「おやっとさあごわしたー(お疲れ様でした)」
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otohana 秋の遠足 -後編-
秋の遠足で 江戸東京たてもの園 へ行ってきた otohana 。
前編・中編とお届けしてきましたが、今週はいよいよ最終回の後編です!
これまで、江戸東京たてもの園内の屋外展示エリアを散策してきました。
今回の後編は、江戸東京たてもの園の正面出入り口であるビジターセンター内にある展示室へ。
展示室では、常時、江戸東京の歴史や多摩地域の歴史、復元建造物に関することなど、さまざまなテーマによる展示が行われています。
現在開催されているのは …
東京150年 -都市とたてもの、ひと
この展覧会は東京誕生150年を記念し、江戸東京たてもの園の本館にあたる江戸東京博物館の企画展「東京150年」と連動して開催されているそう。(こちらの企画展は終了してしまいました。)
平成30年(2018年)は、江戸から東京への改称、東京府開設から150年の節目ということで、東京都は「Old meets New 東京150年」事業を展開しています。
江戸東京博物館の企画展「東京150年」もその事業の一つです。
それではいよいよ 「東京150年 -都市とたてもの、ひと」へ!
東京駅
大正ロマン溢れるモダニズム建築。
現在でも本当に大きな存在感のある建物。
駅からタイムトラベルにも出発できそうなほどです。
展示会場では、戦後間もなくの東京駅の映像が流れていて、そちらもとても興味深かったです。
擬洋風建築の代表的な建物。
明治初期の大工さん達が、西洋の建物を見よう見まねで建てたそうです。
日本の人は、例えば洋食など、もともとあるものを自分たちなりにアレンジし消化するのが得意だと言われたりしますが、本当にそうだなあ、と感じました。すごい!!
今日は帝劇、明日は三越
大正初期、東京で最新・最先端の建物といえば、帝国劇場と三越本店だったそう。
「今日は帝劇、明日は三越」は、当時帝国劇場のパンフレットに載せられた三越広告の有名なコピー。
歴史ある三越の様々なコレクションが展示されています。
双六まで!楽しそう!
丸ビルと帝国ホテル
丸ビルの模型
旧帝国ホテルで使われていた食器
帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトさんは、家具や食器類に至るまで、帝国ホテルに合わせて特別にデザインされたそうです。
おしゃれ!!!
看板建築
看板建築とは、木造の商店の前面を銅板やモルタルで装飾した建築様式のこと。
関東大震災後に建てられました。
たてもの園内にも看板建築の建物があります。
例えば、花市生花店。
表は洋風なのに中は和風。
これもまた、日本ならではのいいとこ取りの融合アレンジだなあと思います。
国立代々木屋内総合競技場
吊り屋根方式の建築。
吊り橋と同じ吊り構造の技術が用いられていて、第一体育館は2本、第二体育館は1本の主柱から屋根全体が吊り下げられているそう!そうだったのか!
日本の高度経済成長期を牽引した品々。
東芝から自動式電気炊飯器の国産第1号製品が開発され、トランジスターラジオはソニーのグローバル企業の歩みにおいて重要な役割を果たし、今日の日本があります。
歴代の高層ビル
模型で比較できるなんて面白い!
「東京150年 -都市とたてもの、ひと」、とても素敵な展覧会でした。
東京に生きる otohana の二人。これからの東京も自分たちの目でしっかりと見ていきたいと強く思ったのでした。
そして 東京 と otohana といえば …
そう、この曲!!
東京ブギウギ
作曲:服部 良一
採譜・編曲:Mika (otohana)
前編・中編・後編とお届けしてきた otohana 秋の遠足。東京ブギウギにのせ、終了です!!
あー楽しかった!!
・・・今週の一枚・・・
遠足といえば集合写真。「子宝湯」の前で。
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otohana 秋の遠足 -中編-
秋の遠足で 江戸東京たてもの園 へ行ってきた otohana ▷前回の記事 。
今週は、先週の前編に引き続き、中編をお届けします。
(今回が後編となるはずでしたが、内容が盛りだくさんすぎて今回は「中編」となりました。)
前編では、江戸東京たてもの園内の 西ゾーンと センターゾーン を散策しました。
中編は、東ゾーンの散策です。
東ゾーンは、子供の頃訪れた Mika にとって一番印象的だったゾーンで、レトロ好きになるきっかけの1つだったと言っても過言ではありません。
昔の暮らしを身近に感じられるものがいっぱいで、道具、商品などが展示された商家、銭湯、居酒屋などが復元・展示されているんです!
ワクワク!
いざ出発!
センターゾーンから続く道をまっすぐ進むと...
都電7500系が!
乗ってみよう。
出発進行!
中はこんな感じ。
到着!
電車を降り、下町中通りへ入っていくと …
タイムスリップしていました!
花市生花店
「昭和30年代のお花屋さん」ということで、お花がたくさん。
タイムトラベラー Mika ふたたび。
武居三省堂(文具店)
明治初期に創業した文具店。
この東ゾーンは、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルとなったことでも有名だそう。
この「武居三省堂」は …
釜爺のボイラー室!!
下町中通りの一番奥には ...
子宝湯
東京の銭湯を代表する建物で、贅をつくした立派な造りとなっています。
中に入ってみると …
天井の高さにびっくりです。
窓から差し込む光がノスタルジック。
富士山の絵も勿論あって...
「かっこーん」という桶の音や、人々の声が響いてきそうです。
この銭湯も『千と千尋の神隠し』に出てきています。
そう!主人公「千」が働くことになる「湯婆婆の油屋」です。
モデルとして参考にしたことを、ジブリも公式に認めているそう。
万世橋交番
明治時代のもので、神田の万世橋の袂からトレーラーでそっくり運ばれてきたそう。
交番の中も雰囲気があります。
上野消防署(旧下谷消防署)望楼上部
望楼は、火の見櫓の近代版。
旧所在地では約23.6mの高さがあったそうです。
上野の町を見守っていた望楼。
お役目を終え、緑に囲まれて気持ち良さそうです。
そのほかこんなステキな路地も。
とても気になるので進んでみると...
お庭につながっていました!
小金井公園内にある江戸東京たてもの園は、緑がいっぱいです。
タイムスリップしていろんな場所にお邪魔したけれど、木はきっといつの時代にもあるのだろうな!と思うと、なんだか嬉しい。
otohana 秋の遠足、中編散策はここまで!!
次回はいよいよ後編をお届けします。
引き続きお楽しみに~♡
(タイムトラベラー Sayaka )
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otohana 秋の遠足 -前編-
otohana 秋の遠足 へ、行ってきました!!
実は私たち otohana 、秋に遠足へ行くのが恒例行事。
ちなみに昨年の行き先は、藤子・F・不二雄ミュージアム でした。
そして気になる今年の行き先は …
江戸東京たてもの園 !!
江戸東京たてもの園は、「失われてゆく江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する目的で東京都小金井市の都立小金井公園内に設置された野外博物館」。
Mika にとっては、子供の頃に家族みんなで訪れた、思い出の地でもあります。
いざ!出発!!
小金井公園の景色を楽しみながら歩き、たてもの園へ着いたのはちょうどお昼。
まずは腹ごしらえです。
園内にある素敵な洋館、デ・ラランデ邸の一階にある 武蔵野茶房 へ。
クラシカルでレトロで素敵!!
そんな素敵空間でいただいたのは …
ピリ辛ジャーマンライス
雰囲気にぴったりな銀のトレーにのって出てきました。
ジャーマンライスはメニューにないお店が多く、注文するのは久しぶり!
味付きご飯にお野菜とチョリソー、ゆで卵がのっている大満足の一品です。
ピリリと美味しい!!
デザートは ...
運ばれてきた瞬間に(これ美味しいケーキだ!)とわかってしまった otohana の二人。
濃厚でどこか懐かしさもあるチーズケーキらしいチーズケーキ!
抜群の美味しさでした♡
添えられたお花もかわいい♡
おなかが満たされたところで、園内の散策へ出発です!!
まずは西ゾーン。
様々な建築様式の住宅が復元・展示されています。
邸宅なので、いつか実際にここに生活があったということ。
そう考えると、なんだか不思議な気分になります。
タイムトラベラー Mika
タイムトラベラー Sayaka
電話と時計とテレビ
バスもありました
バスを待つベンチには明治ビタ牛乳
向かい側には常盤台写真場が
続いてセンターゾーン。
センターゾーンには、江戸東京たてもの園の出入り口となるビジターセンターや、歴史を伝える建物が復元・展示されています。
明治から昭和の初めにかけて国政を担った高橋是清の住まいもありました。
otohana「おじゃまします」
広々とした畳敷きで、お部屋がいくつかに区切れるようになっています。
窓ガラスは明治時代のものだそう。昔ながらのガラスの歪みが美しい!!
窓から見る緑は、とても幻想的。
この邸宅は、1936年(昭和11年)二・二六事件の現場となったそう。
そう聞くとちょっと緊張してしまいますが、とても素敵で立派で、訪れることができて本当に良かった!と、思いました。
otohana「おじゃましました」
otohana 秋の遠足 、今回はここまで!!
次回は後編をお届けします。
お楽しみに~♡
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さくらももこさんのこと
otohana の二人の小学生時代の愛読書といえば、なんといっても「りぼん」!
そして「りぼん」といえば、毎号楽しみに読んでいた『ちびまる子ちゃん』!!
10月3日発売のりぼん11月号 に さくらももこさん追悼特集 として 別冊付録「ありがとう」が付いてくるということを知り、大急ぎで本屋さんに駆け込みました。
otohana の二人は、さくらももこさんの作品が大好きです。
どこかシュールでちょっとブラックで、クスッと笑えるおもしろさがありながら、ホロっとくるような場面もあり...
作品全体から感じられる人間味あふれるあたたかさというのは、さくらももこさんご自身のあたたかさなのだろうなあと思っています。
早速買ってきた「りぼん」を開き、久しぶりの誌面の新鮮さに驚いた後、別冊付録「ありがとう」をみて、ホッ。
『ちびまる子ちゃん』の第1話「おっちゃんのまほうカードの巻」と、りぼんに最後に掲載された単行本未収録の第132話「ぜんぜん知らない親せきの人の巻」が再録されています。
otohana の二人はもちろんどちらのお話も読んだことがあって、久しぶりの再会に感動!
そしてやっぱりクスッと笑ってしまいました!
『ちびまる子ちゃん』は、皆さんご存知のように、さくらももこさんの小学生時代がベースとなっています。
さくらももこさんの過ごした時代、昭和の日常が描かれていて、山口百恵さん、山本リンダさん、西城秀樹さん... などなど、昭和歌謡界のスターもたくさん登場します。
さくらももこさんの音楽好きは有名で、まるちゃん自身が昭和歌謡を歌うシーンもよく出てきます。
音楽とアニメーションとの融合がテーマの『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』という映画もあるほど!(劇中に出てくる名曲「買い物ブギ」は、とても印象的です!)
昭和レトロ好きで、昭和歌謡とピアノを融合させてみた私たち otohana にとっては、恐れ多くもシンパシーを感じてしまうのです。
otohana の 昭和歌謡 はこちら▽
さらにさらに、さくらももこさんとの音楽のつながりを感じることは他にもあります。
それは、1996年から約2年間『ちびまる子ちゃん』のオープニングに使われた「ハミングがきこえる」。
この楽曲はカヒミ・カリィさんが歌っていて、作編曲は元フリッパーズ・ギターの小山田圭吾さん。
フリッパーズ・ギターの大ファンだったさくらももこさんが、自ら打診して誕生した楽曲だそう。
フリッパーズ・ギターの解散の第一報を伝えたのがさくらももこさんだった、という話も有名です!(1991年10月から1年間担当されていた『さくらももこのオールナイトニッポン』の、1991年10月29日未明の放送回で伝えられました)
フリッパーズ・ギター と otohana といえばこちら▽
otohana の二人は小さな頃からさくらももこさんの作品が大好きで、音楽のつながりは後から知ったのですが、そんなつながりを知ってますます大好きになりました。
漫画だけでなく、エッセイも大好き。
まるちゃんだけでなく、コジコジやその他たくさんのキャラクターも大好き。
みんなに認知される有名なものを描きながら、結構マニアックな観点を大切にされているところも大好き。
otohana の家にはさくらももこさんの作品がいっぱいです。
otohana にとって特別な存在、さくらももこさんの作品を、これからも大切に読み続けていきたいと思っています。
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