竹久夢二さんと楽譜
ずっと行きたかった「竹久夢二美術館」で開催されていた(10月4日 〜 12月25日)企画展
レトロかわいい♡楽譜表紙イラストレーションズ
〜夢二が描く大正ロマンの音楽イメージ
に、最終日駆け込みで行ってきました!!
大正時代、音楽を楽しむ手段として身近な存在だったのが 楽譜 だったそう。
楽譜の表紙を飾るイラストは、音楽愛好者や女学生を魅了し、楽譜を手に取り、音楽にふれるきっかけとなったようです。
夢二さんは、世界中のさまざまな名曲を紹介した「セノオ楽譜」をはじめ、童謡や民謡の楽譜表紙絵をたくさん手掛けました。
当時セノオ楽譜は、日本人の音楽趣味をよく捉えた選曲と、デザインの装幀の美しさで人気があり、「刷りが乾かないうちに売れて行った」という証言も伝えられています。
中でも夢二さんの表紙絵は 大正ロマンの象徴 と言われていたそうです。
△展示品と同様のデザインの絵はがき
こんなかわいい表紙絵の楽譜、テンションがあがること間違いなし!!
きっと嬉しくて練習もいっぱいしちゃいます!
楽譜表紙以外の展示も ... !
東京銀座千疋屋
おしゃれ!!
『子供之友』昭和2年1月号付録 お伽の國めぐり双六
かわいい!!
どの展示も本当におしゃレトロ(おしゃれ+レトロ)!!
夢中で見入ってしまいました♡
夢二さんが彩った、楽譜表紙絵と音楽の世界にすっかり引き込まれた otohana の二人。
展示の終わり、出口への扉の向こう側にあったのは ...
アヴェマリヤ♪アーーヴェーー…
竹久夢二美術館、静かでゆっくりとした時間が流れる素敵な場所でした。
竹久夢二美術館
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-2
地下鉄千代田線「根津駅」1番出口より徒歩7分 / 地下鉄南北線「東大前駅」1番出口より徒歩7分
■開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
■休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
※12月26日(木)~2020年1月6日(月)は年末年始及び展示替えのため全館休館
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp
私たちが生まれるずっと前、私たちと同じように音楽を愛した少女たちがいたこと、そして楽譜が大切にされてきた歴史が確実に存在したこと。
それらを教えてくれた今回の展示は、「楽譜を作って弾く」がモットーの私たち otohana にとって、本当に心に響くものでした。
楽譜の表紙絵は、きっと「なくても成り立ちはするけれど、あると本当に豊かな気持ちになれる」もの。
音楽にもそういうところがあって、そういう部分こそ、音楽が人を惹きつけてやまない大切な部分であり、音楽が存在する大きな理由の一つでもあるのではないかと思います。
さて、今回のブログ、気づけば2019年最後の更新でした!!
みなさま、良いお年をお迎えください♡
・・・今週のひとこと・・・
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