otohana 秋の遠足 -後編-
秋の遠足で 江戸東京たてもの園 へ行ってきた otohana 。
前編・中編とお届けしてきましたが、今週はいよいよ最終回の後編です!
これまで、江戸東京たてもの園内の屋外展示エリアを散策してきました。
今回の後編は、江戸東京たてもの園の正面出入り口であるビジターセンター内にある展示室へ。
展示室では、常時、江戸東京の歴史や多摩地域の歴史、復元建造物に関することなど、さまざまなテーマによる展示が行われています。
現在開催されているのは …
東京150年 -都市とたてもの、ひと
この展覧会は東京誕生150年を記念し、江戸東京たてもの園の本館にあたる江戸東京博物館の企画展「東京150年」と連動して開催されているそう。(こちらの企画展は終了してしまいました。)
平成30年(2018年)は、江戸から東京への改称、東京府開設から150年の節目ということで、東京都は「Old meets New 東京150年」事業を展開しています。
江戸東京博物館の企画展「東京150年」もその事業の一つです。
それではいよいよ 「東京150年 -都市とたてもの、ひと」へ!
東京駅
大正ロマン溢れるモダニズム建築。
現在でも本当に大きな存在感のある建物。
駅からタイムトラベルにも出発できそうなほどです。
展示会場では、戦後間もなくの東京駅の映像が流れていて、そちらもとても興味深かったです。
擬洋風建築の代表的な建物。
明治初期の大工さん達が、西洋の建物を見よう見まねで建てたそうです。
日本の人は、例えば洋食など、もともとあるものを自分たちなりにアレンジし消化するのが得意だと言われたりしますが、本当にそうだなあ、と感じました。すごい!!
今日は帝劇、明日は三越
大正初期、東京で最新・最先端の建物といえば、帝国劇場と三越本店だったそう。
「今日は帝劇、明日は三越」は、当時帝国劇場のパンフレットに載せられた三越広告の有名なコピー。
歴史ある三越の様々なコレクションが展示されています。
双六まで!楽しそう!
丸ビルと帝国ホテル
丸ビルの模型
旧帝国ホテルで使われていた食器
帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトさんは、家具や食器類に至るまで、帝国ホテルに合わせて特別にデザインされたそうです。
おしゃれ!!!
看板建築
看板建築とは、木造の商店の前面を銅板やモルタルで装飾した建築様式のこと。
関東大震災後に建てられました。
たてもの園内にも看板建築の建物があります。
例えば、花市生花店。
表は洋風なのに中は和風。
これもまた、日本ならではのいいとこ取りの融合アレンジだなあと思います。
国立代々木屋内総合競技場
吊り屋根方式の建築。
吊り橋と同じ吊り構造の技術が用いられていて、第一体育館は2本、第二体育館は1本の主柱から屋根全体が吊り下げられているそう!そうだったのか!
日本の高度経済成長期を牽引した品々。
東芝から自動式電気炊飯器の国産第1号製品が開発され、トランジスターラジオはソニーのグローバル企業の歩みにおいて重要な役割を果たし、今日の日本があります。
歴代の高層ビル
模型で比較できるなんて面白い!
「東京150年 -都市とたてもの、ひと」、とても素敵な展覧会でした。
東京に生きる otohana の二人。これからの東京も自分たちの目でしっかりと見ていきたいと強く思ったのでした。
そして 東京 と otohana といえば …
そう、この曲!!
東京ブギウギ
作曲:服部 良一
採譜・編曲:Mika (otohana)
前編・中編・後編とお届けしてきた otohana 秋の遠足。東京ブギウギにのせ、終了です!!
あー楽しかった!!
・・・今週の一枚・・・
遠足といえば集合写真。「子宝湯」の前で。
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