2019年 otohana 初旅(物産展)
以前からこちらのブログでもお伝えしているように、物産展 が大好きな otohana の二人。
「物産展は時空を超える!」ということで、東京にいながらも各地に旅をしています。
今年も早速行ってきました!
記念すべき2019年最初の物産展(旅)は ...
味の逸品会
西武池袋本店にて開催されていた「逸品会」です。
逸品会とはその名の通り、日本各地から選ばれた「逸品」しか並ぶことのできない会!
東京のお店も多数出店していて、都道府県別の物産展とはまた違った雰囲気です。
数ある逸品から迷いに迷い otohana が選んだのは ...
前田珈琲(京都)のナポリタン
ナポリタンは、中太麺に大きめの具がたっぷりです。ケチャップ味の酸味の中に甘みもあり、懐かしさを感じる otohana 好みのナポリタン!
とっても優しいお味でした♡
ふたたび、迷いに迷い選んだデザートは ...
円山ジェラート(北海道)のジェラート
三つの味が楽しめるなんて嬉しい!ということで「トリプル」でいただきました。
たくさんのフレーバーがあって更に迷いましたが、「自家製バターキャラメル」と「クリームチーズ」と「ペパーミントチョコチップ」にしました。
柔らかくて、あっさり!!素材の味がちゃんとして、なんだか体にも良さそうです。
パクパクッとあっという間に完食してしまいました♡
同じ週の別の日。
またまた行ってきました!物産展の王様!!
冬の大北海道展
北海道へは何度も訪れています(物産展で)が、毎回新たな魅力を実感します。
おいしさの宝庫である大北海道展は今回、前半(1/8~1/15)と後半(1/16~1/23)に分かれており、訪れたこの日は前半戦でした。
この日の otohana は、おやつデザート目当て!
北海道といえばソフトクリーム!
ソフトクリームのお店があるエリアは、どのお店も長蛇の列です。
そんな中から otohana が選んだのは ...
おおともチーズ工房のヨーグルトソフトクリーム
ルパンに惹かれたのと、ヨーグルト大好き!なのが理由です。
なぜルパンがいるのかというと、お店のある「浜中町」が「ルパン三世」の原作者「モンキー・パンチ」さんの故郷だから!だそうです!
ソフトクリームは、お口の中にヨーグルトの爽やかな酸味がふわっと広がる、濃厚だけど繊細でさっぱりとした、とっても優しいお味でした♡
実は、物産展旅前にすでにおなかがいっぱいだった otohana 。それでも諦めきれず一周してみたところ... !大北海道展やはりすごい!美味しそうなものがたくさんでした!
というわけで、otohana は後半戦にも(今度はおなかをすかせて)訪れる予定です。
東武百貨店 池袋店 にて 1/23(水) まで開催中です!
いかがでしたか?
店員さんもお客さんもわくわく賑やかな物産展(旅)。
2019年もたくさん旅しますよー
otohana 名物「物産展旅レポート」、引き続き乞うご期待!!!
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コジコジとお好み焼きの関係
冬休み中に、池袋PARCO本館で開催中の
期間限定!コジコジショップ へ行ってきました!!
otohana がさくらももこさん好きだということは、以前にもブログで書きました。
そんな otohana 、コジコジショップを見逃すわけにはいかないです!
otohana のコジコジ愛は、 Mika が Sayaka に漫画を貸したことからはじまりました。
シュールでマイペースで、なんだか超越した存在、それがコジコジです。
コジコジを尊敬する私たち。
Mika のコジコジ座右の銘
「コジコジは 生まれたときから ずーっと 将来も コジコジは コジコジだよ」
Sayaka のコジコジ座右の銘
「息を吸って吐く! それが生きる道! 違う? 」
すばらしい!!!
コジコジの偉大さを再確認したところで訪れたコジコジショップ。
店内には、コジコジと仲間たちのグッズがたくさんありました。
「どれにしようー!」
ガチャガチャやお弁当グッズ、文房具やキーホルダー…
どれもかわいくて、迷います。
お店には商品だけでなく、展示もありました。
ゆるコジスペース(ゆるいコジコジスペース)も。
かわいい ...
盛りだくさんのコジコジショップ!
コジコジファンは是非是非!!
2018年12月18日(火)~1月20日(日) 池袋PARCO 6F「THE キャラSHOP」にて
コジコジショップを出たところで Mika が突然「お好み焼きが食べたい!」と。
どうやらコジコジのまんまるな顔と色合いが、お好み焼きを思い出させたようです。
Sayakaも「食べたい!!」と即答。
ということで、コジコジショップからお好み焼き屋さん ぼてぢゅう へ。
メニューの多さにワクワクしながら注文したのは ...
餅チーズ玉
otohana の二人が大好きなお餅とチーズの組み合わせ!おいしくないわけがありません。
焼きたてホクホクで幸せ気分♡
さらに … !
ねぎ焼きモダン
お好み焼きも焼きそばも楽しめる「モダン焼」は、こちら「ぼてぢゅう」が発祥だそう。
モダン焼が生まれたのは、高度経済成長期の大阪。モダン=近代的、さらに具材がも(モ)りだ(ダ)くさん(ン)なことから「モダン焼」と命名されたそうです。
知らなかったー!!!
注文した「ねぎ焼きモダン」は、牛すじ肉とこんにゃくと焼きそばに、たっぷりのネギ!!
ボリューム満点でお腹も心も大満足でした♡
ホンワカパッパな冬休みの一日でした!!
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2019年 otohana 始動
今年の otohana の仕事始めは otohana 会議でした。
2019年は otohana にとって特別な年となりそうです。
なぜなら、今の otohana の形が生まれたのは 2014年4月...
ということは!
2019年4月、otohana は5周年 を迎えます!!!
パチパチパチ /
ということで、アニバーサリーな5周年をどのようなイヤーにするか、たくさん話し合いました!!
良い年になるといいなー!
今からワクワクドキドキでいっぱいです♡
otohana 会議といえば、欠かせないのがおいしいもの。
どどんと海鮮丼
いろんな海鮮が食べられて、お米もたくさん食べられて、どんぶり一つで大満足できるすばらしい食べ物。otohana の二人は海鮮丼が大好きです!海老も新年っぽい!
2019年もたくさん食べますよー!!
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2018年 思い出のアルバム
ついに迎えた平成最後のクリスマス!
気になる otohana の選んだクリスマスケーキは …
\ジャジャン/
かわいい雪だるまがのっているいちごタルトケーキでした♡
クリスマスが終わると、世の中は一気に年末ムード。
いよいよ 2018年が終わってしまう...
ということで今回は、otohana の 2018年 を振り返ってみます!!
otohana といえば、やっぱり コンサート 。
2018年の otohana は、依頼を受けてのコンサートを中心に活動をしていました。
来年も、一人でも多くの方に otohana の生の音をお届けしたいなと思っています!!
そして、2018年に otohana が新たに始めたことといえば、おしゃれのピアノシリーズ!
「おしゃれのピアノ」とは …
" お洋服やメイクを選ぶように、ピアノ曲を選べたら... "
そんなコンセプトのもと、ドレスコードに合った曲(主に二人で弾くピアノデュオの曲)を otohana の二人がセレクトするシリーズです。
これまでお届けしたのは、全部で 8アイテム!
たくさんの楽曲をおしゃれにご紹介してきました。
2019年も引き続き、ワードローブを充実させていけたらと思っています。
よろしくお願いします♪
そのほか 2018年は、おでかけをたくさんして、おいしいものもたくさん食べました。
すてきな音楽を奏でるには、すてきな体験が必要不可欠!
今年1年で経験したことを、これからの otohana の音楽へとしっかりつなげていきたいです。
2019年はどんな1年になるのか!?
今からとってもワクワクです!!!
今年も1年間 otohana のブログを読んでいただきありがとうございました!!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2019年の初ブログは、1月5日更新予定です♡
・・・2018年 思い出のアルバム・・・
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ケーキの歴史でタイムスリップ - 後編
今回は「ケーキの歴史でタイムスリップ」後編です。
前編では「クリスマス=ケーキ」が定着した1970年代、そして1980年代を振り返りました。
今回の後編では、1990年代以降のケーキの歴史を、私たち otohana の PIANO meets ... シリーズ(昭和と平成のおしゃれでかわいい曲をこれまでにないアレンジでピアノと融合したシリーズ)とともに振り返ります!
それでは!
ケーキでタイムスリップ!レッツゴー!!
1990年代
1990年は、1980年代中盤からはじまったバブル景気のピークとその終わりを予感させる変わり目の年でもありました。
1988年頃からの日本全体の消費傾向は、いわゆる贅沢なものや珍しくて目立つものに人がどんどん集まる、といったものでした。
その流れの中で、イタリア料理、つまり「イタめし」が大流行します。
マナーなどが難しいフランス料理よりも、自由で気軽にワイワイ楽しめる雰囲気が、「バブリー」な時代に合っていたのだろうと言われます。
1991年にバブルは崩壊しますが、バブリーな空気はしばらく続きます。
人々の生活に不景気の実感が生まれるまでには少し時間がかかったのです。
1990年代の出来事
・ジュリアナ東京開店・閉店
・プロサッカーJリーグ開幕
・長野冬季オリンピック
PIANO meets 1990年代
恋とマシンガン Young, Alive, in Love
Flipper's Guitar
採譜・編曲:Mika
ビッグ・バッド・ビンゴ Big Bad Bingo
Flipper's Guitar
採譜・編曲:Mika
青春はいちどだけ Colour Field
Flipper's Guitar
採譜・編曲:Mika
ラブ・アンド・ドリームふたたび Love and Dreams are Back
Flipper's Guitar
採譜・編曲:Mika
愛し愛されて生きるのさ
作曲:小沢健二
採譜・編曲:Mika
そんな 90年代に流行したケーキ は …
ティラミス
洋菓子のジャンルだけでなく、90年代にヒットした商品として必ずと言っていいほど取り上げられる「ティラミス」。
「イタめし」の流行を背景に、雑誌等もこぞって取り上げ、大流行しました。
もともと原材料として使われていた高価な「マスカルポーネ」のほかに、安くて大量に生産できる「マスカポーネ」という代用品が開発されたことも流行の理由だと言われています。
これまでになかった、ふわふわでトロトロな食感とミルキーな味に、みんな大喜びでした。
otohana の二人の大好きな「やっぱり猫が好き」でも、もたいまさこさん演じる「かや乃姉さん」がみんなにティラミスを買ってくるシーンがあるのです!(1990年11月放送分)
そのほか、熱々ホカホカの「焼きたてチーズケーキ」を販売する専門店がブームになったり、人気のあったドラマ・映画の『ツインピークス』の劇中で主人公が好んで食べていた「チェリーパイ」も話題になりました。
2000年代 〜
日本は不況が続き、消費者は節約ムード。
食に関する不安感や危機感が拡大するような事件が起きたり、肥満や生活習慣病が社会問題ともなりました。
そんな中でもケーキを含む「スイーツ」は、たとえ高額であっても特別感のある「プチ贅沢」として多くの人に好まれました。
「パティシエ」ということばが広く使われるようになったのもこの頃から。
そして近年、「特別感」は見た目のインパクトによって得られる傾向にあります。
その理由は SNS の流行。
「インスタ映え」を目指し、お菓子の見た目もどんどん進化しています。
2000年代以降の出来事
・サッカーW杯、日韓共同開催
・愛・地球博開催
・東京スカイツリー開業
PIANO meets 2000年代〜
2014年。
ピアノデュオ otohana がピアノと出会いました。
そんな 2000年代以降に流行したケーキ は …
パンケーキ
海外の有名店「Eggs’n Things」「bills」「Cafe Kaila」が東京・原宿に出店したことにより大流行。
山盛りのホイップクリームやカラフルなフルーツ盛り付けのインパクトがすごい!!
昔ながらのホットケーキの進化版ということで幅広い世代に受け入れられ、まだまだ流行は続きそうです。
otohana もこれまでにいろんなパンケーキを食べてきました!( ▼ 2018年に食べたパンケーキ(抜粋))
そして今年の「クリスマスケーキ」は …
もはやケーキではなくアート!!
なんともフォトジェニックなクリスマスケーキたち!!
ワクワクが止まりません。
「ケーキの歴史でタイムスリップ」いかがでしたか??
otohana の二人は、大好きなケーキの歴史に触れ、実食タイムスリップしたくなっています。
でもまずはクリスマスケーキ!!
otohana の二人は、クリスマス当日一体どんなケーキを食べるのでしょうか!?
またご報告します♡
平成最後のクリスマス、ステキなクリスマスになりますように!!
・・・otohana de クリスマス・・・
Angels We Have Heard on High 荒野の果てに
Traditional
採譜・編曲:Mika (otohana)
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ケーキの歴史でタイムスリップ - 前編
クリスマスが、すぐそこまでやってきています。
クリスマスが大好きな otohana の二人は、準備をがんばる日々です。
otohana のクリスマスに絶対に欠かせないものといえばやっぱり、クリスマスケーキ!!
日本のクリスマスケーキは、1922年(大正11年)にお菓子の老舗メーカー「不二家」が、ショートケーキに飾り付けしたものを「クリスマスケーキ」として販売したことからはじまりました。
現在のように定着したのは、1970年代以降だそう。
今日ではショートケーキだけでなく、本当に様々な種類のクリスマスケーキが見られるようになりました。
ショーケースに並ぶカラフルで繊細なケーキは、見ているだけでもワクワクしますね。
はじめましての「クリスマスケーキ」が今の「クリスマスケーキ」になるまでには、きっと色んな歴史があったはず!
というわけで今回は、「クリスマス=ケーキ」が定着した1970年代からのケーキの歴史を、私たちotohana の PIANO meets ... シリーズ(昭和と平成のおしゃれでかわいい曲をこれまでにないアレンジでピアノと融合したシリーズ)とともに振り返ってみます!
それでは!
ケーキでタイムスリップ!レッツゴー!!
1970年代
70年代の幕開けである1970年は、「外食元年」とも言われます。
70年代に日本に生まれた外食産業は多く、マクドナルドやケンタッキーフライドチキン、ミスタードーナツやサーティーワンアイスクリームなどのファストフード、すかいらーくやデニーズなどのファミリーレストランの1号店がそれぞれ誕生しました。
コンビニの24時間営業が始まったのもこの時代。
『an・an』『non-no』といった女性誌が創刊され、「アンノン族」が流行を引っ張っていったのもこの頃です。
1970年代の出来事
・札幌冬季オリンピック
・上野動物園でパンダ公開
・第一次・第二次オイルショック
PIANO meets 1970年代
グッド・バイ・マイ・ラブ
作曲:平尾昌晃
採譜・編曲:Mika
そんな 70年代に流行したケーキ は ...
チーズケーキ
今では定番ケーキの一つですが、当時はチーズをケーキに使用するということ自体が驚き。
「フィラデルフィア」のクリームチーズ発売や、「モロゾフ」の「デンマーククリームチーズケーキ」などもきっかけとなり、大流行しました。
チーズケーキといえば、「レア」派と「ベイクド」派に二分されますが、70年代は、おうちで手軽に作れる「レア」が人気だったようです。
otohana の二人は、レアもベイクドも大好き。どちらか一つを選べません。
1980年代
80年代は、後半から始まるバブル時代へ向けて、日本が贅沢になっていった時代だと言われます。
トレンドを追うことがおしゃれとされ、高級品や珍しいものがどんどん受け入れられていきました。
海外から新しい食品が次々と取り入れられたり、それまで海外と言えば「欧米」のものばかりだったところに多国籍なエスニック料理が登場したり、激辛ブームがあったり。
クリスマスイブに特別なディナーをいただくことが人気となり、高級店の予約が取りづらくなったのも、この頃。
1980年代の出来事
・ジョン・レノン暗殺
・東京ディズニーランド開園
・昭和から平成に改元
PIANO meets 1980年代
セカンド・ラブ
作曲:来生たかお
採譜・編曲:Mika
そんな 80年代に新たに流行したケーキ は …
アメリカンケーキ
「アメリカンケーキ」とは、クリームやフルーツがたくさんで大きく、デコレーションもサイズもアメリカっぽいということで作られた和製英語。
見た目とは反対に味は甘さ控えめ。
大きいけれど甘すぎず、罪の意識なくケーキを食べられる!と、当時の若い女性を中心に流行しました。
現在もアメリカンケーキを食べられるお店と言えば「イタリアン・トマト」。
今ではおなじみこちらのお店も、この頃に人気となり有名になったのです。
otohana の二人は、アメリカンケーキもよく食べます!
「ケーキの歴史でタイムスリップ」、今回はここまで!!
次回は、1990年代と2000年代以降、そして今年の「クリスマスケーキ」についてお届けします!
お楽しみに♡
・・・otohana de クリスマス・・・
The Christmas Song ザ・クリスマス・ソング
作曲:M.Torme & R.Wells
採譜・編曲:Mika (otohana)
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平成おしゃれとフリッパーズ・ギター
12月に入りました。
年末は、歌番組が多いですね!
特に今年は平成最後の年ということで、「平成」という時代を振り返る場面も増えています。
たくさんの音楽に彩られ、たくさんの名曲が誕生した「平成」。
実は otohana にも「平成」をテーマにしたシリーズがあります。
「平成おしゃれ歌」です!
PIANO meets … シリーズ (「さまざまなアーティストや作品がピアノと出会ったら!」そんな思いつきから、色々なジャンルや楽器の音をピアノで表現したり、それらの音楽からピアノならではの音楽をも生み出すことを目指した、楽曲、ピアノそれぞれの新たな可能性を追求するシリーズ) の一つである「平成おしゃれ歌」では現在、90年代に活躍した フリッパーズ・ギター と 小沢健二 さんの楽曲を取り上げています。
今回は、この「平成」の音楽史において重要なアーティストを、私たち otohana の演奏にのせ、当時の出来事、そして「おしゃれ」とともに振り返ります!
otohana 流「平成」振り返り企画!
平成おしゃれとフリッパーズ・ギター
スタート!!
オープニングを飾るのはこの曲!
恋とマシンガン Young, Alive, in Love
Flipper's Guitar
採譜・編曲:Mika (otohana)
リリースは1990年。
1990年(平成2年)には、こんなことがありました。
- バブル景気最後の年
- 第1回大学入試センター試験実施
- ティラミスブーム
- 記録的な猛暑で水不足が深刻
流行したおしゃれは
- キレカジ(きれいめカジュアル)
- イケイケ・ファッション
流行おしゃれアイテムは
ショートパンツ、ダウンジャケット、チノパンツ、ピーコート、フィッシャーマンセーター、カウチンセーター、フリンジエコロジーカラー、エスニックパンツ、スパッツ、黒ずくめファッション、女性向けワークブーツ、幅広ヘアバンド、ベレー帽
イントロから1990年代の始まりを告げるような、「はじまる」感の強いこの曲ですが、それもそのはず。「予備校ブギ」というドラマの主題歌でもあったのです。
今のように情報を得る手段が多様化していなかった時代、ドラマの影響力というのはとても大きく、憧れでした。主題歌は、そんなドラマを支えて引っ張る最先端おしゃれアイテムだったとも言えます。
続いて、一曲目と同じアルバム「カメラ・トーク」からの一曲。
ビッグ・バッド・ビンゴ Big Bad Bingo
Flipper's Guitar
採譜・編曲:Mika (otohana)
きっと彗星の如く現れたフリッパーズ・ギター。ファーストアルバムの時には5人のバンドでしたが、この「カメラ・トーク」からは2人になります。
この「ビッグ・バンド・ビンゴ」は、二人の「仲が良さそうだけどどこか刹那的な空気」をあらわしている気がします。
刹那的な空気は偶然か必然か。フリッパーズ・ギターは、解散することに。
そう!「青春はいちどだけ」だったのです!
青春はいちどだけ Colour Field
Flipper's Guitar
採譜・編曲:Mika (otohana)
そして、「もしフリッパーズ・ギターが解散せずに続いていたなら、この曲を洗練させた感じの音楽をやっていただろう」
解散後、メンバーがそう話していた曲がこの曲。
ラブ・アンド・ドリームふたたび Love and Dreams are Back
Flipper's Guitar
採譜・編曲:Mika (otohana)
もしかしたら再結成もあるのか?と言われながら、その日は訪れず、メンバーはお互いにソロ活動をすすめます。
愛し愛されて生きるのさ
小沢健二
採譜・編曲:Mika (otohana)
フリッパーズ・ギターが解散したのは1991年で、この曲のリリースは1994年。
1994年(平成6年)の出来事は
流行したおしゃれは
- ストリートファッション
- スノーボード・スタイル
- カジュアルの大人化(NYブランド人気)
- ソフトパンク
流行おしゃれアイテムは
プラットフォーム・シューズ、ソフトジーンズ、ミニスカート・パンツ、ハイソックス、ウルトラショートヘア、マキシスカート、ショート丈トップス、幅広ヘアバンド、耳当て付き帽子、スリップドレス
とっても明るい曲調ですが、世間は不景気、平成不況です。
バブルの象徴のように言われるジュリアナ東京(1991年開店なので本当はバブルの後期〜)もこの年に閉店。
バブルが崩壊しても多くの日本の人は1992年ごろまで好景気を実感していたとされますが、それよりさらに後のこの年。
オウム事件を始め、事件も多い年でした。
この曲から感じられる明るさは、そんな時代の中を体当たりで表現する強さ。
時代は音楽は、前に進んでいるのです。
いかがでしたか??
「平成おしゃれとフリッパーズ・ギター」。
音楽は、心や無意識の感覚など、人そのものやそれぞれの深い部分にとても近いものなので、時代に寄り添い、個々に寄り添い、すすんでいきます。
おしゃれも自己表現なので、きっと似た部分がありそう。
フリッパーズ・ギターは活動期間が短かったけれど、短いからこそ奇跡のような時間だったのだと思います。
でもそういう奇跡は意外と側にもたくさんあるのかも。
小さな日常の集合体である「時代」。
平成とお別れするのは悲しいけれど、きっと消えないものもあり、進むことで見えるものもあり。
とにかく今は、平成の次の時代にどんな音楽がおしゃれが誕生するのか!それが楽しみです。
PIANO meets … 詳しくはこちら▽
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